名古屋市

名古屋城西の丸御蔵城宝館
企画展「名古屋城本丸御殿障壁画と復元模写」

(なごやじょうにしのまるおくらじょうほうかん
きかくてん　なごやじょうほんまるごてんしょうへきがとふくげんもしゃ)

開催日 : 2024年05月14日 ～ 2024年07月15日

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名古屋城本丸御殿は、江戸時代初めに創建された広大な御殿で、戦前には国宝に指定されていました。昭和20年(1945)、空襲により焼失しましたが、名古屋市では木造復元に取り組み、平成30年(2018)、平成の復元本丸御殿が完成しました。
復元本丸御殿の内部を飾る障壁画は、創建時の色彩を再現した復元模写としてあらたに制作されたもので、900面以上の襖絵や天井絵が復元されています。
廊下の間仕切りである杉戸絵も復元模写が制作されていますが、復元本丸御殿に建て込むと観覧動線の支障となるため、別途保管されています。
本展では、それら通常非公開の杉戸絵を公開します。本歌ともいうべき江戸時代の重要文化財障壁画も展示します。復元本丸御殿とあわせ、きらめくような絵画空間をお楽しみいただきます。また、復元模写に用いられる道具なども紹介します。