JNTO発表の外客数から見た愛知県観光協会の考察を下記に掲載いたします。エクセルで数値もダウンロードできますので、ご活用ください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

・10月末時点での前年度比は、9月と比べてトータル117.7％と推移傾向に大きな変化はなく同じ比率です。しか中国に関しては、月を追うごとに鈍化傾向にあります。
７月147.9％、８月146.1％、９月142.7％、１０月140.7％
※この後、１１月は大きく落としますが、その前すでに「ピークを打っていた感覚」を数字で見て取れます。
　　
・このままの勢いで行けば年間で４１４０万人程度と見込めたが、中国人観光客数の減少で、おそらく４０７０万人程度になるのではないかと思われる。

・中国人観光客の来日数が減少で生ずる国際線発着枠の余裕を好機と捉えるべきと考えます。これで空いた滑走路を欧米豪や他アジア圏の航空会社に対する新規就航・増便誘致に最大限活用し、積極的なセールス展開を図るべきです。特に羽田などの逼迫空港だけでなく、セントレアなど余裕のある空港活用を促すインセンティブ策を充実が必要だと感じており、これは特定の国に依存しない多角的な国際観光市場の確立に繋がります。