JNTO発表の外客数から見た愛知県観光協会の考察を下記に掲載いたします。エクセルで数値もダウンロードできますので、ご活用ください。

                          記

今年より「対2019年比」を取り払い、前年比「2024年比」のみの表記となりました。観光において、コロナ禍による「異常数値」は一定の解決を見た、という解釈だと思います。
しかし、2019年数値は今後も観光における「普遍的なガイドライン」になると考えます。そのため「2019年比」を引き続き記載しております。

 国別順位(対2024年比)
(1) 韓国 108.4%
(2) 中国 162.9%
(3) 台湾 112.3%
(4) 米国 129.6%
(5) 香港 107.7%
  トータル 123.9%
・中国と米国が大きく伸びてきています。

・上記以外の、n数の多い上位国は、伸びが鈍化してきています。

・それでもトータルで123.9%を上げている理由→単体では、n数の小さい欧州諸国やアセアン諸国が、軒並み大きく伸ばしてきていることが要因と考えられます。

・単月での特記事項
 香港はアニメによる地震予言のため下降傾向の中、4月のみ単体で142.9%、イースター休暇(昨年は3月下旬より、今年は4月中旬より)や、関西空港、小松空港、石垣空港への増便、新規就航、復便などの影響と思われます。→本来何もなければこれくらいの送客が期待できる国であります。